オープン前に潜入!渋谷駅直結「渋谷スクランブルスクエア」、まずは気になるTop3を。
できましたね、ついに!
開発ラッシュの渋谷の駅周りに、商業施設「渋谷スクランブルスクエア」が。
(東京都渋谷区渋谷2-24-12)
東急グループを中心に鉄道各社がタッグを組んだ、シンボリックな高層ビルでございます。
建物への入り口が何箇所もあり、雨の日でも駅から濡れずにどこにでも入れる利便性のよさ。
ここへの行き方は、JRなら改札出て通路を「渋谷ヒカリエ」に歩いていく途中にいきなり、「おっ!」と入り口が出現する感じ。
距離があるヒカリエに辿り着く前に、クイッと右に曲がってビルの中に入っちゃう感じです。
楽しいです、ここ。
全体的にターゲットは大人。
っても「東急ハンズ」入ってますし、スタバ併設の「ツタヤ ブックストア」もありますし。
銀座にある商業施設のいいとこどりをして、コンパクトに洗練させたようでもあります。
一般オープンは、11月1日(金)。
先駆けて10月24日(木)にメディア向け内覧会が開催されました。
このさいとばかりに、スイーツを中心にフード系を10店舗以上試食しまして(アホ)。
さすがに胃と舌がグロッキーになったのですが、そこで発見した楽しい店の話はまた次回に。
今回はPenっぽく(?)、目も舌も肥えた誰もが納得の、優れモノTop3をお届けします。
フード部門、ファッション部門、景色部門からのセレクトです。
テンションでお送りしますので、説明は最小限でご勘弁を!
まずは景色部門から。
★屋上展望施設「渋谷スカイ」のデッキ「スカイ ステージ」
47階建てのビルですから。
そりゃすごいです、文句なし。
そして、鉄道ファンもたぶん歓喜。
なにせ、
JR山手線を真上から眺められますから。
ビル12F、13Fのレストランの窓際席からは、かの「渋谷スクランブル交差点」を俯瞰できます。
つまりですね、来日外国人の接待として抜群のロケーションということ。
スカイ ステージは、入場料が当日券で大人¥2,000。
当面は事前予約で前売りチケット入手がマストのようです。
(すごい人気出そう)
「けっこう高いな…」ってのが貧しい(心も?)私の本音ですけども。
続きまして、フード部門を。
★超有名シェフ、アラン・デュカスのショコラショップ
フランス料理のシェフ、アラン・デュカスのショコラ専門店「ル・ショコラ・アラン・デュカス」。
なんかすみません、「そりゃそーだろ」の、お約束のブランド店で……。
私がここでお話するまでもないのですが、でもこの渋谷店だけの限定ソフトクリームが超絶絶品なのです!!
ソフトクリームと言っても乳製品不使用。
成分が、カカオ、シュガー、水しかないっ。
濃厚であり、さらにカカオのフルーティな酸味がぶわっ、と。
大人限定と言うべきか、子供はむしろおいしくないかも?
浅煎りシングルオリジンのコーヒーが好きな人は、トライする価値ありです。
酸味って、「上」か「下」かに明確に分かれ、「中」がない味でしょうが、これは確実に「上」。
難点を挙げるなら、量が多すぎる……(私には)。
試食の小カップでじっくり味わって大満足、でしたから、上写真の大きさなら2〜3人でスプーン突つきたくなる。
でもここは一人でもまた行くな、うん。
さあ、そして、ファッション部門です!
★土屋鞄製造所、わずか7日間だけのスペシャルな内装
創業1965年のランドセルづくりから始まった土屋鞄製造所。
店舗は都内でも丸の内、白金、日本橋、自由が丘など各所にあります。
ではなぜここがお薦めかと言えば、11月1日〜7日(木)の期間限定の内装が素晴らしいから。
新作「Black-nume」をベテラン写真家、藤井保さんが撮った写真と、バッグをディスプレイ。
それだけだとありがちな「アート&ファッション」のようですが、すべてがこの空間の中で自然に馴染んでいるのが見事なのです。
和風。
調和。
静寂。
このビルの中で現在、もっとも癒やされる空間なんでは? と思いますね。
ここにいると日本の誇りを強く感じます。
いまや西洋至上主義がちょっとカッコ悪く思える私たちのファッション感覚に合致する気がします。
日本の意匠をモダンに表現する手法が近年は個人的に大好きなもので、ツボに入っただけかもしれません。
和モノがお好みでない方に押し付けはしませんけども、きっと楽しいと思いますよ〜。
★渋谷スクランブルスクエア
フロアのわかりやすい導線、アクセスフリーな構造、ドアのすぐ近くに人気店があることなど、人の動きや感情をよく考えた施設という印象でした。
今回お届けできなかった、「伊藤園」「森永」「資生堂パーラー」「木村屋」の新業態テイクアウト店などは次回で紹介しますので、ぜひ併せてご覧くださいませ〜。
photos © 高橋一史
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